邑久大平山 261.7m    2004年6月6日     岡山県邑久郡邑久町

今日は早起きして中国山地の山に行くつもりだったが、起きると雨。予定より早く梅雨前線が北上してきたみたいだ。
昨日までは梅雨に入ったとは思えない晴天が続いていたのに・・・、せっかくのこの休みまで待って欲しかった!
再び寝て適当に起きてダラダラ過ごしていた。しかし、昼前には雨が上がり、時折、晴れ間も覗いてきたので、ストレス解消に自転車登山に出かける事にした。
時間も無いし何処に行こうか悩んだが、行った事が有る所では新鮮でなので、まだ行った事の無い、岡山県東部、邑久町の「大平山」に行く事にした。
ここは「いこいの村」が頂上近くに有り、車道が繋がっている。ぐるりと道が有るので周回コースで楽しめそうである。
決まれば早い。自転車を車に積んで、4月に無料化になった岡山ブルーラインを快走して、虫明IC で下りる。
するとすぐに「岡山いこいの村」の案内看板があるが、車で登ってしまっては意味がないので、虫明の町に入り適当な駐車スペースを探す。
問題のなさそうな公共の施設の駐車場を見つけ、やっと自転車に跨る。

虫明の町から谷沿いに適度な斜度(自分にとって)の車道をヒルクライム。稜線に達すると牡蠣筏が並ぶ、虫明湾が見える。
20分程で、いこいの村に到着。
まだ、休む程運動した訳でもないのでパスして、山頂に続く
「野鳥の森」への遊歩道を進む。
時折、階段もある急斜面も有り、自転車を担いだり、押したり・・・
大平山の名の通り、山頂部はなだらかになり、自転車の乗って進む。
ベンチなどもあり寛げる場所もあるが、樹木に覆われ展望は利かない。
ピークが顕著でないので、三角点は発見出来ず、通過。
野鳥展望小屋(写真)というのが有った。

いこいの村は結構車が駐車していたが、
ここでは、全く人間には出会わない。
日生諸島と頭島大橋

この橋は何橋?なのか家に帰って大分悩み調べた。
岡山県最大の島「鹿久井島」と「頭島」を結ぶ『頭島大橋(仮称)』でした。

遊歩道は、いこいの村から続く林道に合流。何か面白い所は無いかと?
いこいの村まで走ってみるが何も無く、Uターンして反対方向に進む。

枝林道が有り、ゲートの横に自転車が通れる隙間があったので、
進んでみた。
海まで下り、海岸沿いに廃道が続いていたが、鍋島の隣で行き止まり。
2キロ程先に集落が見えていたのに残念。
仕方なく、引き返し登り返す。



豊かな牡蠣の養殖場のこの海の栄養補給の元になるこの山(森林)の、手入れの為の大切な林道だったのである。
鴻島と牡蠣筏 

元の林道に戻り、山を下り、虫明の町に戻る途中にて。

正直、行く前は、標高も低いし、つまらない山だろうと思っていたが、意外な発見もあり、舗装車道ヒルクライム、遊歩道押し担ぎ、砂利林道DHと変化に富んだ、それなりに充実した自転車登山になった。


前に戻る