吾妻山 山スキ

【山域】 中国山地(広島県)
【日時】 2003年 3月1日 (土)
【コース】 休暇村〜南尾根〜吾妻山頂上〜大膳原〜吾妻山頂上〜西尾根〜休暇村 (太字が滑降)
【メンバー】 ヨッシー(L)、木○嬢、なつ嬢、T村、S藤、野人(計6名) 
【記録】 野人
【天気】 大雨、強風


最高の天気の頂上にて 9時46分
天気予報通り、
ヨッシ‐は 「雨でもカッパで滑れば・・・」 とか言っていたので、私は 「それもそうだな」 と開き直り状態でした。
でも、リーダーヨッシ‐の本心は(掲示板の書き込みコピー)
内心、雨と分かって家でのんびりしようかと思っていました。
福岡から現地集合のT村さんがヤル気満々だったのと、
他のメンバーも来るようなので決行。
(T村さん、朝3時に現地に来て、雨だったのでヤル気を失い、
S藤さんと4時まで宴会していたようです。2人とも酒臭かった。)


今回は、テレマーク、アルペン(山スキーとゲレ板、靴 担ぎ)、道具もマチマチ。
はるばる九州からの遠征のT村氏、それに女性2人を含む、総勢6名のアホの集合部隊でした。

9時、皆が重い腰を上げ、山行開始。
休暇村から、登山道に沿って南尾根に取り付く。
シール登高、つぼ足、登り方もマチマチだ。雪はザラメでつぼ足でも問題ない。

9時25分、南尾根稜線到着ガスで視界は極めて悪い。
この稜線は雪庇まで発達はしていないが、所々クラックが走っていてあまり右に寄ると気色が悪い。
いずれは、全層雪崩になるかもしれない。

10時、頂上着。
横殴りの雨で、かなり辛い状態だ。
記念撮影をして、さっさと目的の大膳原の斜面に滑り込む。
斜面といっても広い尾根状で、この辺はクラックは無いので安心だ。
極めて視界が悪い。メンバーが逸れない様に、ちょこまか確認しながらの滑降だ。
天気が良ければ、カッ飛んで滑れるのだが、しょうがない。
最初はちょっと急斜面だが、だんだんと緩やかになっていく。
距離は短いが、良い斜面なのだが・・・。

10時15分、15分で大膳原着。
気が付いたら終わっていた。視界が悪いので、こんなもんだろう。
シールを付けて、登り返し。

10時45分、再び頂上。
この山には小屋など無い。幸い、ひと茂りの樹木が有り、その影で風雨を凌ぎ行動食。
気温 2℃、強風、大雨。この状態は雪より辛い。

11時、長居は無用、出発。
下山は西尾根を滑る。北尾根はかなり雪庇が発達していた。
西尾根の登山道に沿って滑って行く。最初は緩やかだが、直にストンと落ちる段差がある。
その後はやや急な斜面が続き、最後はスキー場跡地を、流して終わり。
こちら側も、結構良い斜面だった。
視界が良ければ、最高だったであろう。

11時25分、休暇村着。
他には誰にも、登山者に会わなかった・・・。この天気、当たり前だ。

休暇村で、風呂でも入るのかと思いきや、ヨッシ‐リーダーは
「早いから、3時間券でドルフィン(隣の山に有るスキー場)滑りに行こうかと思うとんじゃ」
みんな、その案に賛成!! かなりイカレタ連中だ。
ビショコのままカッパで車に乗り込んで、運転手だけ靴を履き替え、即行でゲレンデに移動。

案の定、大雨でゲレンデはガラガラ。
イカレタ6人組、ボーダー天国と謳っているこのスキー場(ボード場?)を、スキーでカッ飛んだのでありました。
3時間券、フルに使いきって(リフトで休憩)滑ったのも、イカレタ証拠だ・・・

山スキー初参加(ゲレ板担ぎ)のなつさんの感想は、「凄い良かったです」
かなり、打っていますね・・・
来シーズンは 「山スキー用具」 揃えるそうです。
楽しみです。

九州からはるばるのT村氏 10時7分

大膳原 10時7分

頂上へ登り返す軍団 10時17分

強風吹き荒れる頂上へ 10時25分
←大膳原


カシミール3DによるGPS 軌跡合成地図です

速度 0〜30`+で、赤〜青に虹色表示しています

【マテリアル】
・ヨッシ‐ (テレマーク) 板:パウエアー(ロシニョール)   靴:T2(スカルパ)
・木○嬢 (テレマーク) 板:ツアーキャップライト(フィッシャー)  靴:T3(スカルパ)
・T村   (テレマーク) 板:(K2)  靴:T2(スカルパ)
・S藤   (テレマーク) 板:ガイド(メレル)   靴:スカルパ(革靴?)
・なつ嬢  (アルペン) 板:(ヘッド)160cm、ゲレンデ用金具  靴:ゲレンデ靴
・野人   (アルペン) 板:BandittXX(ロシニョール)170cm、ディアミール3(フリッチ)  靴:TR12(ノルディカ)   

吾妻山東斜面(大膳原)

撮影 2003年 3月 5日
ヨッシ‐ 提供


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