上蒜山 滑降 (6合目)

【山域】 中国山地 (岡山県)
【日時】  2005年 1月16日 (日)
【メンバー】 TOKKEN、野人
【天気】 晴れのち曇り
【装備】 ダイナスター・アルティトレイル160cm、フリッチ・ディアミール3、スカルパ・アヴァント (TOKKEN)
        ロシニョール・BandittXX170cm、フリッチ・ディアミール3、ノルディカ・TR12 (野人)


昨年の春から岡山に転勤でやって来られ、度々HPで交流していたTOKKENさんと、御一緒させて頂きました。

上蒜山の山スキーは以前に2回(今回は7年ぶりかな?)行なった事があったが、岡山県では貴重な山スキーができる山の一つ。
6合目より上の尾根は狭いので滑降に適しているとはいえないが、下部はスキー場にダイレクトに滑り込めて楽しかった思い出があった。
しかし、今回は積雪70センチ程で充分だと思っていたが甘く、前回とはかなり状態が違いブッシュに阻まれ、散々な結果だった。
おまけに上部はサンクラスト、中間部は斑にもなか雪になっていて、とても難しい滑降条件だった。

二つ玉低気圧で大荒れを覚悟していたが、晴れていたのは意外だった。
夜中は雨が降っていた様だし、この晴天は本当に短い間だったので、
二つ玉低気圧の擬似晴天だったのかも知れない。

撮影時間 8時55分
8合目の槍ヶ峰までは登る予定であったが、6合目から上の尾根は滑るにはちょっと狭過ぎ、天気も急速に曇って来たので展望も期待できないので、さっさと下山して移動して「烏ヶ山で樹林パウダー」を楽しもうと、今回は標高980m付近が終了点。

TOKKENさんGO!
標高920m地点からスキー場方面に伸びる尾根を滑る。
クラストして硬い。
標高差100m程下りてみたが、ブッシュが激しくなって、
「これは以前滑った尾根と違ったかな?」と思い
登山道の尾根の標高820m付近から
スキー場に滑った方がブッシュが少なく感じて、
この尾根は、シールを付けて登り返す。
朝、登山口で出合った神戸のパーティー。
彼らは上部を目指して登って行った。

スキー場にGO
しかし、スキー場直前は
過去最高の密林スキーで非常に難儀をしました。

最後に小さい谷に下り、そこからリフト降場に這い上がったので、
ゲレンデの若者は見てはいけない物を見たような表情。
「何処から来たのだろう?」とこそこそ話していたので
「上から来たんだ」と言ってあげたが通じていなかった感じだった。
彼らにとって山スキーヤーは宇宙人と同じ??

最初に下った尾根がやはり以前に滑ったコースだった。
積雪量で大分雰囲気が違うものである。


10時50分下山。
烏ヶ山を滑りに、鏡ヶ成に車で移動。

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