穂高連峰 縦走

【日時】 2007年 8月24日(金)〜26日(日)
【コース】 
 ・24日 新穂高温泉〜槍平〜南岳新道〜南岳小屋〜キレット〜北穂高岳(北穂小屋泊)
 ・25日 北穂高岳〜奥穂高岳⇔前穂高岳〜穂高岳山荘(泊)
 ・26日 穂高岳山荘〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳〜西穂山荘〜新穂高ロープウェー〜新穂高温泉
【天 気】  晴れ
【メンバー】 野人(単独)

昔、初めて登った奥穂高岳の頂上からジャンダルムを眺めて、いつかは歩きたいとずっと思っていた。
なかなか機会に恵まれず、15年もの歳月が流れてしまった。
この夏、仕事だったお盆休みの代休が3日間舞い込んだ。少しハードにはなるけれど、こんなチャンスは滅多に無い!と、憧れのコースに出発しました。

23日仕事を終え、夜7時、順調に倉敷を出発。7時間弱、頑張って運転、560キロ。新穂高温泉到着。2時間ほど仮眠できた。嬉しい。

1日目  新穂高岳温泉〜槍平〜南岳小屋〜キレット〜北穂高岳

 
南岳新道から見上げる 北穂                         槍平を見下ろす

5時、新穂高温泉、出発。 6時半に白出沢。お腹も空いてここで休憩らしい休憩を初めてしていたらトレイルランニング風の男性が通り過ぎた。
直ぐ追い付けると思ったが甘かった。なかなか追い付けない。必死で追い掛け槍平でやっと追い付けた。お陰でこの区間コースタイムの半分。
「速いですね!!」と話をしていたら、沢雪山歩の取りまとめ役、伊能さんだった。山スキーやってる人はやっぱり元気だなぁ・・  しかしこの世界、ほんと狭いですね。
槍平で槍に向かう伊能さんと別れ、南岳新道を登る。
稜線へ向け標高差1000m、急坂を覚悟して登る。ダラダラ登るより、自分はこういうコースは好きだ。

 
急登を頑張り 稜線 間じか                         キレットも見えてきた

11時、南岳小屋到着。まだ早いのでキレット越えして北穂に今日のうちに行く事にする。

 
南岳小屋


いよいよ キレット越え

いきなり急降下。高度感のある長い梯子に気を引き締める。 
下りきると予想よりは緊張する道では無かったが、油断は出来ない。 こういう尾根道は大山縦走と比べるから、そう思えるのだろう。

                   
                   北穂に向け 最低鞍部付近


A沢のコルを過ぎて 長谷川ピークと南岳

A沢のコルを過ぎると、北穂に向けて絶壁が迫る。 先行する登山者が岩肌に貼り付いている様に見える。


滝谷の岩壁 あんなところに北穂高小屋がある

 



涸沢が見えた。前穂高北尾根は登ってみたい。

14時、北穂岳小屋
 
14年ぶりの北穂。5月連休に合宿で登って以来。この時はホワイトアウトで何も見えなかった。
北穂高小屋は噂どおりの山小屋で、良い思い出ができた。



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