雨飾山(1963m) 荒菅沢 滑降

【日 時】 2008年 4月6日(日)
【コース】 栃の樹亭(980m)(5:30)〜夏道ルート〜荒菅沢横断地点(8:05)〜笹平(スキーデポ)(9:40)〜雨飾山山頂(10:10)〜
       笹平より荒菅沢滑降(10:50)〜荒菅沢1500m地点(11:05)〜夏道にトラバース〜ほぼ夏道沿いに滑降〜栃の樹亭(12:20)
【天 気】 快晴
【メンバー】 いけしゅん、野人
【装 備】 いけしゅん バンディットB3・176cm、フリッチ・ディアミール エキスプローラ、ガルモント・アドレナリン
       野人     ダイナスター・LEGEND 4800 165cm、フリッチ・ディアミール エキスプローラ、ガルモント・Gライドg−fit


大海川に沿って林道を歩く
土曜の夜、倉敷を出発、一路糸魚川へ。
小谷温泉栃の樹亭に到着したのは翌日2:00。早々に就寝。

翌朝は快晴。夏道経由で雨飾山頂を目指す。
林道にはトレースがかなりあり、前日の入山者の多さを感じる。
大海川左岸の急斜面を登りきると、南尾根中腹のなだらかな地形に出る。

正面「P2」の右の尾根を乗り越え、荒菅沢に一旦下る。
夏道の尾根を登って樹林を抜けると、P2からの南東斜面には多くのシュプールが刻まれていた。

この時期、多くの人はP2往復のようだが、我々は本峰目指して荒菅沢に滑り込む。
布団菱の岩峰 
荒菅沢  布団菱の岩峰群


沢に降りると、眼前には布団菱の岩峰群がそびえ立っていた。

荒菅沢源頭部の稜線は雪庇が出ているようないないような・・・。
「行ってみてから考えよう」と沢を横断して、対岸の尾根に取り付いた。
荒菅沢左岸尾根を稜線に向けて登って行く。
振り返る
金山 と 天狗原山
笹平への急登

笹平から雨飾山
快晴無風で、暑さに喘ぎつつ尾根を登り、ようやく笹平に到着。

ここで、スキーを担いで山頂まで上がるかどうか思案しますが、山頂への斜面はかなりクラストしていそうなので、スキーはここにデポして山頂に向かう。
スキーを背負うのが重たかったので置いたのもありますが・・・
焼山 と 火打山


一部ガチガチの斜面を直登し、山頂へ出ると、後立山、頸城の山々から日本海までの大パノラマ・・・
P2への細い雪稜

後立山連峰
笹平へクラストした急斜面を下る
よっちゃん から頂きました
荒菅沢 ドロップ!


雪庇の切れている右側からエントリー。
スラフに注意してターンできる所まで移動。雪は適度に緩んできたが、ギャップが多少あるため、バランスをとりながらの滑降を強いられた。
中間部からは、きれいな斜面を選んで快適に滑降が楽しめた。
あっというまに約400mを滑り、1500m付近から夏道に戻る。

最後は奥ワセ沢を大海川の河原に滑り降りて、もう安心。

出合の小滝は出始めていました。


後は、腐った雪の長い林道歩きに耐えて、栃の樹亭の車に到着。
道具を撤収していると、前からのネットの知り合いのヨッちゃん達が同ルートから降りて来られて、暫し閑談。
この世界もつくづく狭い世界ですねぇ〜。リンゴどうもありがとうございましたりんご

下山後は、姫川温泉で汗を流し、山スキーヤーに絶大な知名度を誇る糸魚川のお寿司屋さんでお腹を満たして、一路倉敷へ。

強行軍でしたが、久々の上越エリアの山スキーに大満足できました。


前に戻る