ワールドウォーク ツーカラーズレンズリアボックス 32L
脱落事故
走行中にベースからリアボックスが浮き、緩やかな左カーブだった為に対向車線のセンターライン寄りに吹っ飛び転がり、運悪く対向車にボックスを轢かれた。
対向車の損害はバンパーの右側の凹みと右前輪のフェンダー内部(プラスチック)が全体剥がれて車体下部にのめり込んでいた。
こちらの過失が100%となること。
ボックスは轢かれた事により上蓋が外れて割れた。
ボックス下部は割れとかはないが、ロック機構のカバーの蓋が外れてロック金物が飛び出ていた。
轢かれた事が原因ならボックスがもっと破損していないとおかしい。
(テープは証拠のタッピングビスの入った袋)
飛び出た金具と蓋部分
見るとカバーの蓋を止める2本のタッピングビスが抜けている
抜けたタッピングビス 3mm径
マクロ撮影で拡大しています 3mm径の本当に小さいネジです。
購入時からベースとボックスに僅かなガタツキがあった。
金具のはまり込みの遊び分だと思っていたが、何となく最近ガタツキが大きくなっていた気もした。
走行時に振動にさらされ、金具に無理な力がかかり蓋が押されて、徐々にタッピングビスが抜けていた思われる。
完全に抜けたところで、運悪く今回の脱落事故が起こってしまった。
タッピングビスのねじ山にプラスチックのカスがのめり込んでいる。
スキーのビンディングの取付ビスが抜けた場合もこんなになっている。
蓋の固定方法が明らかに強度不足であるが為に、設計ミスによって起こるべきして起こった脱落事故と思われる。
事故後、GIVIの製品を検証も兼ねて購入。
GIVIがライセンス放棄したとのことだが、見た目は瓜二つ。
下の凸部分のロック機構は若干の違いはある。
上写真右のワールドウォークの製品のロック金物のロック時と解放時の様子
![]() ロック時 |
![]() 解放時 |
インナーが付属していたが為に、普段はロック機構を見ないですよね。
別ページでワールドウォーク社長とのメールのやり取りを記述しますが、あの3mmの小さなビスも日常点検で増し締めしていないからいけないと言われました。
増し締めしたらタッピングビスですし、ネジが馬鹿になります。
ネットであんなに簡単に買える製品を一般ユーザーがこんな3mmのネジを確認するでしょうか?
設計上のミスをユーザーの押し付けて責任逃れしていると、普通の人なら誰でも思うでしょう。
10000キロ走ろうが30000キロ走ろうが、壊れては絶対いけない部分です。
それをユーザーに押し付けて責任から逃げるとは、メーカーとして最低です。
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ボックスに入れていたスマホがお陀仏でした。
GIVIのボックスを取り付けたがベースとのガタツキは全く無くて、安心です。
私は28年ぶりに復活したリターンライダーで、まだ8ケ月です。
ワールドウォークのボックスを買った時期は本当に無知でした。
GIVIとの違いもわからずに、おかしな模造品を買ったのがそもそもの間違いで馬鹿でした。
こんな模造品を作るメーカーは全てにおいて信用になりません。
ワールドウォークのボックスの裏面はこうなっています。
ベースとボックス裏面の金具とが走行時に上下に振動して内部のカバーを押し上げてネジが吹っ飛びます。
イメージ動画を作りました(あくまでもイメージです)
ワールドウォーク社長様との事故後のメールのやり取りのページ