烏ヶ山 山スキー

【山域】 中国山地 (鳥取県)
【日時】 2004年 3月7日 (日)
【コース】  鏡ヶ成〜新小屋峠〜北東稜線1300mピーク〜新小屋峠〜鏡ヶ成
【メンバー】 野人(L) BandittXX170cm、ディアミール3、TR12、 もりちゃん(2005年6月16日、野犬に改名) BandittX177p、フリッチ フリーライド、DYNAFIT TLT700 
【天気】   雪


大荒れの週末、予想以上の大雪。こんな日は家でのんびりしていれば良いのだが、雪が降れば出撃しなければならないのが山スキーヤ−の辛いところ・・・
オープンバーンは表層雪崩の危険が極めて高いので、烏ヶ山のブナ林でパウダー滑降を楽しんで来ました。

今回はバックカントリースキーがやりたいと、山の会に昨シーズン入会した、物好き森ちゃん(野犬)の山スキーデビュー。
彼は山の経験は無かったが、私の言い付け通りに、ハイキングから岩登り、沢登り、雪山まで、山の会の例会山行に積極的に参加して一年間で技術、経験、知識をかなり高められた。装備もビーコン、ゾンテ等、全て揃えられ、気合いの入り方が半端では無い。烏ヶ山には1月にアイゼンピッケルで登頂もされている。バックカントリーはやっぱり山から入らないといけない。
やっと今回、彼と一緒に行く事ができた。私の山行きはいつも直前決定なので、既に予定が入っていて今までは駄目だったのである。

←初めてのシール歩行に大喜び


この一週間で新雪100センチ、転ぶと復活に苦労する→

最初は膝下ラッセルだったが、稜線に近付くと膝上、1300mピーク直下では久々の猛ラッセルを味わった。スキーを脱ぐと、腰まで埋まりどうにもならない。
1300mピークから 烏ヶ山

ホワイトアウトであったが、一瞬、視界が広がった!

気温−6度、時折、猛吹雪。
出発する時は全てが凍り付いていた。

カーラ谷源頭 
 表層雪崩が起きまくっていた

こんな所に飛び込めば、即死である。

登ってきた、ブナ林を滑降。
パウダーを蹴散らす もりちゃん
林間といっても地形は複雑で、枝沢を横切る事もあるので、注意は必要である。



後半は斜度が緩いので、こんな深雪ではスキーが沈んでしまい、下りでシールを付ける羽目に。

登りのトレースをしばらく辿り、県道が見えたので、新小屋付近で下降。
ここでも新雪1メートル、斜度も緩過ぎ、抵抗大で進めない。
登りのトレースを辿っていれば良かったと後悔。

今回は、下りもえらかった。


鏡ヶ成の駐車場で、ボードを背負った二人組みを発見。
1月12日に象山で出会った、御夫婦だった。
彼らも、好きだなあ・・


コースタイム
08:40 鏡ヶ成
09:15 新小屋峠
10:20 北方稜線1230.5m三角点
11:15 北東稜線1300mピーク
12:00 ドロップ
13:00 新小屋峠
13:20 鏡ヶ成

前に戻る