若杉山 山スキー (1022m)

【山域】 中国山地 (鳥取県東伯郡三朝町)
【日時】 2005年 2月11日 (金)
【メンバー】 TOKKEN、野人
【天気】   曇り/晴れ/小雪
【装備】 ダイナスター・アルティトレイル160cm、フリッチ・ディアミール3、スカルパ・アヴァント(TOKKEN)
        ロシニョール・BandittXX170cm、フリッチ・ディアミール3、ノルディカ・TR12 (野人)

若杉山は10年近く昔の秋、山の会の例会山行で登った事が有り、坊主頭が印象的で 「山スキーが楽しめるかな」 とずっと思っていた。
標高があまり高くない山なので、楽しく滑れるところは短かそうで、中々実行が出来なくていた。
しかし、最近、山スキーに対する考えが変わってきて、ゲレンデの様に快適に滑れる区間は少なくても、シールで登れて藪の中でも滑って登山口まで降りれれば、有意義な山スキーだったと思えてきた。やっぱり山スキーは、新規の山、新規のコースをルートファインティングして開拓していくのが新鮮で一番楽しい。

今回はタフなTOKKENさんと同行する事が出来た。前夜、三朝町で道の駅でささやかな宴会して車中泊。一晩中、雪がしんしんと降り積もっていた。
翌朝、登山口の大谷集落を越え林道を開拓地まで車で移動。林道の根雪は除雪されていたのでかなり奥まで車で入れた。途中で除雪車を抜き、雪煙を上げながら30cmの新雪をテラノでラッセル。


林道をシールを付けて出発。 しばらく進み、尾根に取り付く。
樹林を抜けると、期待していた以上の景色に息を呑んだ

素晴らしい斜面が広がっていた。
数年前は中国地方で山スキーを楽しめる山なんて、大山と氷ノ山など一部しかないと思っていたが、知られていないだけであって、こんな山が結構有るのものだった。
後方は 津黒山
広い雪原の稜線を登ると、先は細い雪稜になり、変化がある。
雪稜の向こうに1022mピークの頂上台地が見えてきた。

双耳峰のもう一つのピーク

ブナ林がこんなに綺麗だった
さあ、行きますか。

ドロップ!

拡大画像
下部の樹林の間も開けた部分があり、楽しめた。


カシミール3DによるGPSトラックデータ表示 赤 登り 青 滑降

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