恩原三国山 山スキー

【山域】 中国山地 岡山県苫田郡鏡野町) 旧上斎原村 2005年3月1日に合併
【日時】 2005年 3月6日 (日)
【コース】  旧上斎原村 中津河集落〜岩井の滝〜三国山西1200mピーク〜恩原三国山 (往復)
【メンバー】 野人(単独)
【天気】   曇り/雪
【装備】   ロシニョール・BandittXX170cm、フリッチ・ディアミール3、ノルディカ・TR12


中津河集落の最奥の民家の前までしか除雪はされていなかった。
ここから長い林道のラッセルが始まる。
岩井の滝の駐車場まで1.8キロ。岩井の滝から林道終点の尾根の取り付きまで2.5キロ。 計 4.3キロ




橋が雪の重さで落ちないかちょっと心配(笑)。今週も新雪が大分積もっていた。吹雪かずにゆっくりタップリと雪が降ったのか、沢の雪が面白い形だった。



一番奥の尾根が目的のコース

ギラガ山 (1247.7m)

林道の分岐を左に進み、三番目の尾根が目的のコース。
別れの右側は奥にギラガ山が見える。




左の林道を進みしばらくすると、左奥に凄い雪庇の 県境尾根が見える。



三番目の尾根に末端から取付く。
おおまかに、こんな杉の疎林で快適な尾根。  一部分、右の様な狭い所が有った




標高1100m付近から尾根が広がり、1200mピークの広い頂上台地となる


恩原スキー場から続く稜線も奥に見えてきた

花知ヶ仙



広い雪原。 幹が折れ、裂けて半分表皮が剥がれた、杉の大木。
凄い生命力を感じ、とても存在感が有った。


1200mピークに登った時点で、急に雪雲に覆われ、ガスに覆われ視界不良。
恩原三国山の手前の鞍部への下りは、右方向は完全にホワイトアウト。雪庇が怖くて、尾根の左側を樹林に沿ってトラバースして下った。




鞍部からは三国山に緩やかにブナの森を登る。

恩原三国山頂上 (1213m)

スキー場方面からの登山者がいるかと思ったが、三国山頂上でも誰にも会わなかった。




ギラガ山、スキー場に続く稜線

鞍部から1200mピーク 一瞬のガスの晴れ間に撮影

頂上でシールを外し、ブナの森のパウダーを楽しむ。
鞍部で再び、シールを付けて、1200mピークへの登り返す。
一瞬、ガスが切れ尾根が見えたが、その後はホワイトアウトで目の前しか見えなくて心細かった。


1200mピークで再びシールを外し、ガスが薄まるのを待つ。

少しだけ視界が確保したので、妥協して滑降を始める。
滑っていると、突然、ガスの中に人影が見え 「おーい!」と掛声が聞こえた。。
誰だろうと思ったら、やっぱり 「たくやさん」 だった。




カシミール3D+GPS軌跡
コースタイム
 7:20 中津河集落
 7:55 岩井の滝駐車場
 9:00 林道分岐
 9:15 尾根取付
 9:55 1200mピーク
10:15 恩原三国山
10:50
11:10 1200mピーク
11:15
12:00 岩井の滝駐車場
12:20 中津河集落





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