白山初滑り(2006シーズン)

【山域】 白山(石川県)
【日時】 2005年 11月13日 (日)
【コース】 別当出合−砂防新道−白山山頂往復
【メンバー】早川さん、野人
【天気】 快晴
【装備】 サロモン・Verse7 150cm,ディアミール3,ガルモントGライト(早川さん)   
     バンディットXX 170cm,ディアミール3,ノルディカTR12(野人)

 久々に土曜日なんとか休めて、山に行こうとネットや本で色々考えていていたが、なかなか「行くぞ!!」って思える場所が浮かばず、何処に行こうか決定出来ず悩んでいた。
気晴らしに毎日の巡回コースの早川さんのHP(独り言)を見て、「初滑りに白山に行くって!!」 一瞬にしてテンションが上がり行き場所決定!!!

 会えたら良いな程度の気持ちで出掛けたのですが・・・ 夜10時前にパジェロがやって来て、思わず挨拶してしまいました。
出会えただけで感激だったのですが、同行にも誘って頂き、感謝の言葉が有りませんでした

4:00 別当出合下駐車場(1200m)出発
 早川さんは全く雪が無い中「体力作り」と兼用靴で最初から歩き始める。私は兼用靴はザックに入れて、軽登山靴で出発した。最初の吊橋は底板が外され、両手は手すりのワイヤーが持てるので救いだが10センチ幅のH鋼を歩く平均台状態だった。
 月明かりで上部は雪がそれなりに有るのは解っていたが、登っても登ってもなかなか雪が現れない・・ スキーを背負って歩いても無ければ無いでボッカだと思おう。馬鹿馬鹿しくていいことだ!! 昨日までは初滑りなんて眼中に無かった。 100mでも50mでも滑れれば充分な気持ちだった。期待の雪は甚之助手前標高1800m辺りからようやくちらほら出てきた。


5:56 甚之助小屋(1995m) 到着
僕はここで兼用靴に履き替え、軽登山靴を小屋にデポした。積雪は10pほど。早川さんは早くシール登行に移りたがっていた。南竜への分岐を過ぎて、待望のシール登行
登山道は若干はずれ、雪の多い所を選んで登る。
小尾根を乗り越して観光新道下の沢から黒ボコ岩へ。
早川さんは快適なシール歩行って書かれているが、
私はキックターン時などに少しスリップして恐怖を感じる。
技術の差を痛感した・・

別山をバックに
 7:30 黒ボコ岩(2345m)到着

 白山お目見え   大感激!!
この先から夏道を外れ、雪の多い日陰になった沢左方向に進んで行った。
沢の中は雪が多く、下りの滑降も期待できる。
最後は山頂左肩の稜線に登りあげる。
沢の中は粉雪の快適にシール登行できたが、
ウィンドクラストして硬く、私は結構難儀した。
早川さんは安定した登りで、流石だった。
 8:52 白山山頂 (2702m)到着

頂上には若者のつぼ足の登山者が1人居たが、早川さんのHPの読者。
彼は地元金沢だと言っていたが、初めて早川さんに会ったと言っていた。
僕と同じように「独り言」読んで来たのかな?
翠ヶ池は雪に埋まり、大汝峰は既に雪庇まで出来ていた。
 憧れの早川さんと記念撮影。
  夢の様・・
 9:17 白山頂上発

頂上の石碑からは石が多くて無理なので、
少し稜線を進んで、
頂上直下から早川さんドロップ。


自分も続く!
粉雪を巻き上げて豪快にターンする早川さん 


拡大写真 
 交互に写真を撮り合った

沢状地形を滑り、パウダーに酔う。
これ以上の快楽は無い、最高の幸せ!!
弥陀ヶ原までがハイライト

登りのトレースに合流して滑って行く。
山頂を振り返る。

この後、黒ボコ岩からは観光新道下の斜面を滑降、標高2100mまで快適に滑り込んだ。

10:00 黒ボコ下の水場付近(2100m)
ここからつぼ足で降りる事になった。 これ以上滑ると板が終了です。

板を背負ってダッシュで下る。
甚之助小屋で私は靴を履き替える。ここからも、走って走って下って行く。


11:16 別当出合(1200m)到着

朝は暗くて解らなかったが、
下を見ると底が無い吊橋は怖かったなぁ・・


単独でも登るつもりで倉敷を出発して、憧れの早川さんと御一緒して頂き、
最高の思い出の 2006シーズン初滑り「白山」になりました。


早川さんの報告 1.白山初滑り(05.11.13)

早川さん 提供
弥陀ヶ原から頂上部のライン

青 登り  赤 滑降



コースタイム

4.00  1200m   別当出合下駐車場発
5.56  1980m  甚の助小屋
8.02   2410m   室堂
8.52  2702m  白山山頂
9.17  2702m  白山山頂発
10.00  2100m  黒ボコ下の水場
11.16  1200m   別当出合下の駐車場


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