日照岳(1751.3m) 山スキー 

【山域】  奥美濃   岐阜県北部(白山東方)
【日時】  2006年 2月11日(土)
【コース】 R156取付点〜1534mピーク〜日照岳頂上(往復)
【天 気】 雪、ガス
【メンバー】 野人(単独)
【装 備】 野人 ダイナスター・LEGEND 4800 165cm、フリッチ・ディアミール エキスプローラ、ノルディカ・TR12

相互リンクして頂いているOBAさんが何度も通っておられて気になっていた、奥美濃の日照岳に連休を利用して行ってきました。

10日夜9時倉敷を出発。1ヵ月程前に長野に行ったばかりだし出来るだけ節約しなければと高速道路には備前から、東海北陸道は郡上八幡で下りた。国道156号の道の駅「白鳥」に翌日2時半に着き、3時間仮眠する。

11日、5時半起床。食事をして登山口に向かう。7時半、御母衣ダム湖畔の取り付きに到着。国道沿いの広くなった路肩に、京都ナンバーの車が2台駐車して登山準備をしていたので場所は直ぐに解った。

準備をして8時出発。天気は小雪だが、比較的気温が高くて歩いていると暑い。ヤッケを脱いだがそれでも暑い。しばらくして、スノーシューでボードを背負って登っているグループに追い付いて先に行かせて貰い、先行しているスキーのトレースを追う。
ラッセルを頑張っていたスキーの2人組に追い着いた。お話をすると彼らは京都雪稜クラブのHP管理人のH氏とメンバーのN氏の御2人だった。ボードの人達は同じ京都ナンバーでてっきり仲間かと思っていたが偶然で関係無いとの事だった。ラッセルを交代したが直ぐに尾根に突き上げる急斜面で難儀をする。GPSで確認すると一般的に紹介されている1160m標高点がある尾根より北に若干ずれていたようで、余計に登るのに苦労した。一部シールで登れず、つぼ足でモンキーラッセルしてなんとかよじ登る。ここを登り切って先頭になって尾根に上がって、先行してシール登行で快調にラッセルする。

1534mピーク手前の平らな部分で休んで行動食をとっていると京都雪稜クラブの2人が登ってきてラッセルを交代して貰う。ここからお話しながら一緒に登った。京都雪稜クラブは若い会員も多くて活動的で素晴らしい会だなとHPを見て感じていたので、彼らにお会い出来て嬉しかった。


11時、1534mピーク到着


1534mピーク手前

頂上近し

1534mピークではまだ視界は利いて前方に頂上手前の小ピークが望めたが、進むにつれてガスが濃くなっていった。

11時55分、日照岳頂上到着。食事をしながら、山スキーMLのお話などで盛り上がった。

12時20分、頂上発。滑ってみると気温が高い割には雪質は良い。やっぱり、ディープパウダーが定番の山だけの事はある。

ボードの人達は1534mピークまでだったようで、そこから下はどこもかしこもギタギタに荒らされてしまって残念・・・
下部の雪質は大分重くなってきたが斜度も適度にあるのでスキーがよく走る。

13時、国道の取り付きに到着。 
天気は小雪で生憎のガスだったが、思いっきり深雪を味わう事ができ、大満足!
ラッセルを共に頑張った同じ好き者の京都雪稜クラブの御2人にも感謝!思い出に残る山行だった。


明日に続く


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