大山 弥山沢 滑降
                                       
【山域】 伯耆大山(鳥取県)
【日時】 2007年 3月18日 (日)
【コース】 大山寺〜元谷〜6合沢(行者谷)弥山頂上〜弥山沢滑降〜元谷〜大山寺
【メンバー】野人(弥山沢のみ単独)、もりちゃん(7合沢滑降)
【天気】 晴/一時 ガス、強風
【装備】 野人 ダイナスター・LEGEND 4800 165cm、フリッチ・ディアミール エキスプローラガルモント・Gライドg−fit

2年前に別山沢を滑り降りてから次は「弥山沢」と、ずっとチャンスを狙っていた。
時期が早いとアイスバーンか雪崩、遅いと落石地獄で、なかなか条件に恵まれず下りる事が出来なかった。
今回、念願の弥山沢をやっと滑る事が出来た。中間部は50度の斜度に雪も硬く、恐怖に怯えながらの下降だった。


大山寺参道
7時45分 大山寺駐車場 出発

昨日の新雪で大山寺参道もうっすら雪化粧。

先週、夏山登山道を登って7合沢を滑って、
今回は元谷から行者沢(6合沢)を稜線まででシールで登ろうと思っていた。

大神山神社から下宝珠口下の林道に出て、
そこからシールで歩く。

元谷で北壁全容が見える。

元谷
 
弥山沢は雪が繋がっている。   滑れるかどうかは雪質次第だ。
行者谷(6合沢)をシールで登る。
新雪の下はアイスと思っていたが快適なザラメ、
この状態なら弥山沢を下りれるかも知れない。
10時 稜線6合目非難小屋

もりちゃんはここでスキーを背負ってアイゼン歩行。
自分はクトーを装着する。登れる所までスキーで頑張るつもり。
7合目

この辺りから風は半端では無かった。
別山沢 源頭
別山沢
頂上台地に出る。

それ程雪も硬くなくて、今日は頂上までシールで登れてしまった。
弥山沢 1

9合目の木道は歩かず、北壁の際を歩いて弥山沢の状態を観察する。
弥山沢 2

弥山沢の源頭はかなり広くて
ドロップポイントはいくつか選べるのだが、
別山寄りからの下降が容易い様に思えた。
拡大

しかし、切れ落ちた先は全く確認出来ないのでかなり不安ではある。
弥山沢 3

頂上小屋 直下から
10時50分 弥山頂上到着
剣ヶ峰
小屋の辺りまでは凄い風だったのだが、頂上の石碑まで上がると無風で快適だった。

知り合いに会ったりと、ゆっくり、休んでいたら急激にガスに覆われる。米子のBCボーダーの友人から偶然電話がかかって来たのだが、ガスは頂上付近だけとの事。とりあえず、スキーを履いてドロップポイントまで移動する。
天気は予想以上に良くて、弓が浜までよく見えた。

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