蒜山三座 スキー縦走

【日 時】 2008年 2月10日(日)
【コース】 上蒜山スキー場〜上蒜山〜中蒜山〜下蒜山〜犬挟峠
【天 気】 ガス、霰
【メンバー】 もりちゃん、野人
【装 備】 もりちゃん サロモン・Scrmbler カスタム 165cm、フリッチフリーライド、DYNAFIT TLT700
       野人     ダイナスター・LEGEND 4800 165cm、フリッチ・ディアミール エキスプローラ、ガルモント・Gライドg−fit

一番雪が多いこの時期の蒜山三座縦走は、それなりの価値が有るのではないだろうか? こんな馬鹿らい事をやろうという人は滅多にいないから、余計にやってみたくなってしまった。
1mを超えるこの積雪量。従来のワカンでのラッセルでは、1日ではまず無理だろう。
「厳冬期 蒜山三座 ワンデー スキー縦走」  1メートル50センチを超える積雪量でも山スキーの真価を発揮して成し遂げる事ができた。

 7時 上蒜山スキー場駐車場 出発


 百合原牧場からの一般登山道の尾根ではなく スキー場トップからの尾根に取り付く
深い積雪にモナカ雪

スキーのトップが沈み、引き上げに余計な労力を強いられえる
上蒜山8合目 槍ヶ峯
上蒜山から縦走路へ
雪質が悪い
上蒜の登りはスキーが沈んでとても疲れたが、

中蒜への斜面(ユートピア)はクラストしていてスキーが沈まず楽が出来た。
中蒜山非難小屋


入口は半分雪で埋まっていたので中に入らず
中蒜山頂上
中蒜からの下降はシールを剥がさず


貼り付けの手間と地形を考えて、そのまま行った方が早いと判断。
 雪庇崩壊 危機一髪


 枝が張り出していたのでちょっと回ったら足元が崩れてヒヤリ
中蒜山がうっすら


標高が下がったからかこの辺りはガスが薄くなった
下蒜山手前の小ピーク
フングリ乢
雪庇が怖い
この辺りは特に雪庇の発達が激しかった
下蒜山頂上
マウスポインタを合わせると・・・
下蒜ドロップ

見えない・・・
 以前の下蒜山滑降(2004年 1月18日)
雲居平までは登って来ているワカンのトレースが有った
15時30分 犬挟峠 到着

夏に歩けばはっきりした縦走路で迷う事なんて考えられませんが、登山道が雪に覆われたこの時期、視界が悪いと向かうべき次なる山頂が見えず、何度も太い枝尾根に迷い込みました。
ブッシュが開けている太い尾根にどうしても自然に引き寄せられます。 随時、現在地と進行方向を確認して、引き返したりトラバースしたりしてルート修正を行いました。
積雪期に視界が悪いと蒜山縦走は侮れません。 GPSの活用と地形図の確認にて無事に乗り切ることができました。



 翌日の蒜山三座


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