大山 6合沢(行者谷)

【山域】伯耆大山・弥山(1709m)
【場所】鳥取県
【日時】2011年1月23日(日)
【コース】博労座P (7:20)---夏道---五合目(8:35)---頂上小屋(9:50)---夏道〜六合沢滑降---元谷(11:45)---大神山神社(11:54)---博労座P---おまけ
【天気】曇り(ガス)
【メンバー】いけしゅん、野人
【ゲレンデ積雪】大山ホワイトリゾート=250cm

桝水〜大山寺 間は春まで冬季通行止め
2階から小屋に入る
関節職人はやはりやって来た・・・
頂上台地

天候は穏やかで風はないが、視界も無い。

夏道に沿って下降する。
山岳パトロール(警察)の方が登って来られて、
ガスで視界が悪いので、現在地の確認(8合目)と
安全指導を頂いた。

ご苦労様です。
SNSの友達とも偶然遭遇
神戸の山スキーのグループ
草鳴社ケルン


視界が悪いので、滑降ルートの選定に悩み迷ったが、

草鳴社谷にエントリー
シュカブラなのかエビの尻尾なのか?

クラストして雪崩の心配は無いのだが、
凹凸激しく、快適には程遠い。

トラバースしながら夏道に戻る。



最初、見た目はキャラボクに着いたエビの尻尾なのかと思ったのだが、
そうではなくて芯まで雪の塊だった。

シュカブラにエビの尻尾が着いた様な、
発達したこんな物は見た記憶が今までないかも?
6合目避難小屋

登りで雪庇の下で見過ごした小屋。

簡単に挨拶を交わした、黄色のジャケットの男性は後で知ったがすこさんだった。
野伏岳以来5年ぶりの出逢いだったのに、その時は彼とは解からないで残念だった。
60cm下に弱層はあるものの、
斜度的問題はないと判断にして、
6合沢を滑降。
大神山神社

左下は参道滑降禁止と書かれた看板。
上部は参道横の林の中を滑って下山。

夏場に車で石畳を上がって来ているのもどうか?とは思いますが、
我が者顔で山門を潜りスキーで滑り降りるのは問題行動です

気をつけましょう
12時に下山して時間があったので、
中の原横の林をシールで登り、
宝珠山から1本滑降。
例年だと薮だろう。
スノーシューやワカン、ボードのトレースが沢山ありました。
今回はいくつかのきっかけがあり、モラルについて考えさせる山行でした。
今年は例年になく大山の雪が多いので、いつもの年は奥美濃や信州方面に出かけられていた関西方面からの山スキーヤーが沢山来られています。
今までは厳冬期に滑るのはごく限られた人達(自分達位)しかいなく少人数でしたが、これだけ多いと登山者とのトラブルやパトロールで登ってられる方々の心情を今まで以上に意識して行動しなければと、つくづく下山後に思いました。

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