三平山 山スキー

【山域】 中国山地(岡山県/鳥取県)
【日時】 2006年 3月5日 (日)
【コース】 県境尾根〜8合目〜三平山頂上(1010m)〜南東尾根(朝鍋鷲ヶ山への縦走路)〜東方向枝尾根〜沢に下降〜林道川上2号線
【メンバー】 野人(単独) 
【天気】   晴れ 時々曇り
【装備】   ロシニョール・BandittXX170cm、フリッチ・ディアミール3、ノルディカ・TR12

金曜に新雪が積もり、天気にも恵まれた週末はベストコンデション。土曜日は仕事なのは仕方ないが、日曜も午前中は用事がある。
三平山なら昼過ぎからでも登れる。高速を使えば1時間半で登山口に行ける。 普通の人はそこまでして今週も山に行かないと思うが、病気なので仕方ない。

一刻でも早く出発できるように準備をして10時からの町内会の会合に出席した。12時まではかかるかもと思っていたが11時に終わり、順調に倉敷を出発。
今から県北に山スキーに行くなんて・・・  ほんと病気以外言いようが無い。

国道482の内海峠から少し入った農道の林道川上2号線の入口の路肩に駐車。
今回は北から県境尾根を登る事にした。

12時50分、出発。県境尾根には少し農道を俣野方面に歩いて取り付いた。
最初は杉林の中を登る。こんな時間だと枝に積もった雪が解けて雨のようにポチポチ垂れてくる
。天然林に変わり、少しブッシュがうるさくなるものの、順調にシールで登っていく。
振返れば、下蚊帳ダム湖が見下ろせる。
丁度真下に米子自動車道が三平山トンネルで貫いている辺りか・・・
13時20分、登山道とのT字路の8合目

駐車場(分岐の路肩)に停めてあった車の持ち主と思われる登山者のつぼ足のトレースと交わる。

振返れば、大山と烏ヶ山が今日も拝めた。

南斜面は相変らずの雪崩の跡。
13時40分、三平山頂上到着。

登山者とは県境尾根を登っていた時にすれ違ったようで、誰にも会わなかった。
金曜に10〜20cm積雪があったようで、稜線は雪は少ないものの新雪のお陰でシールで何とか登れた。
しかし、頂上部は土が出てご覧の様子。

せっかく、三脚と望遠レンズを背負って来たのに、
大山は霞んで綺麗には見えない。

南斜面は全層雪崩にその後の新雪が積もっている状態。
14時10分、頂上出発

崩落斜面をトラバースして、南東尾根を滑る。

前回の2003年12月28日とほぼ同じラインで滑る。

今回は鉛のように重い湿雪。
まあ、それは覚悟で来たので苦にならない(笑)
これより下は藪に突入
藪直前に振返って1枚

クソ重い雪、ラッセルターンとでも言うべきか・・・
尾根は藪に阻まれ滑れないので、
沢沿いにルートを取る。
水流が見える。

沢の側壁は結構急で、湿雪スラフを落としながらのトラバース。
足元をすくわれない様に注意する。
林道に出た。
林道に出て直ぐに、あずまやとトイレがある夏道の登山口だった。

林道はクロカンの散歩の跡が続いていた。

のり面から転がり出来たロールケーキ

こんなものを見ると腹が減ってきた。

林道は平坦で意外と長い。
14時45分、車に到着。


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