伯耆大山 桝水上部 滑降

【山域】伯耆大山・弥山(1709m)
【場所】鳥取県
【日時】2013年2月3日(日)
【コース】桝水原〜旧正面登山道〜大ノ沢右岸尾根〜弥山 往復
【メンバー】いの、野人
【天気】ガス/晴


朝起きて雪の少なさにモチベーションダウン
ガスが出たりで後半の方が天気が回復しそうなんで、ゆっくりのスタート。



モチベーションダウンで帰ろうかとも思ったが、桝水から最短コースで頂上を目指した。


スキー場トップ こんな立て看板が


樹林帯に


ブッシュ地帯 ここ滑ると帰りは難儀しそう


森林限界へ


スノーシューの単独行者に遭遇
物好きがいるなと思ったら、縦走路で何度かお会いした「まびまびさん」だった。
彼はおばちゃん(有名人)と一緒に残雪期にラクダの背から二ノ沢へアイゼンで下降した強者



スキー場から見えた沢状地形を登る


大ノ沢の右岸尾根へ




大ノ沢も地肌が見え、本当に雪が少ない。
シンボルのピナクルが見える。






シンボルのピナクル






大の沢俯瞰


頂上大地に上がって一休み

山スキーヤーは登りも楽しむ登山者です。
滑るだけで山スキーしているんじゃないんです。


今日も頂上は賑やか


弥山三角点と剣ヶ峰
今日は雪崩の危険もなく雪も良さそうなので、せっかくなんでここをちょっとだけ滑って登り返しましょう。



休憩したり準備をしたりしていたら、気さくな人が話しかけてこられました。
色々話をしていると、以前からお会いしてみたいと思っていた
「大山D-CLUB」 登山道の最新情報でお馴染みの「久保ガイド」でした!





いのさんも十数年来の山仲間に再会


ギャラリーに見守られて弥山南面ドロップ



なんかいつもとは違う不安定な滑りでおかしいなと思ってたら・・
いのさん、お話に夢中でブーツを歩行モードのままで滑っていました。




喉手前でストップ

今度は自分



見上げる



このまま下まで滑ろうかとも思いましたが、
喉の斜度は50度超で南面で雪が柔らか過ぎて湿雪スラフに巻き込まれて滑落しそうで止めました。
喉の下は見た感じ斜度が緩んでいたんで行けるかなと誘惑されましたが、
過去に地形図や下から撮った写真を研究して下部は小滝がありそうなルンゼになっているんで、突っ込むのはロシアンルーレットです。
ザイルにスノーバーなど登攀用具を準備して最悪の状況を想定しなければなりません。


登り返しが賢明






下山は大ノ沢かなとも思いましたが、ほぼ登ったコースを滑降。
ここは特別名前はないですが、多分旧正面登山道になるのではないかと思います。
2008年に滑った新ズリ(正面崩壊地A)はもっと北側です


西面はガスに覆われ気味だったのと日射の関係か雪は緩まず、滑り出しはアイスバーンでした。
まあ正月の四ッを思えばかなりマシですが














出来上がった足にはこの藪は試練でした



桝水スキー場に帰還



まだ2月になったばかりで本来ならハイシーズン盛の激パウなんですが、
春スキー万歳でした(泣)


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